この前、拙宅の窓ガラスに枯葉のような虫がとまっているのを発見。
微動だにしないのでガラス越しに観察していたところ、少しはねを広げはじめました。
見た目、蝶?蛾?のようです。
(窓汚れていてすみません…)
が、どうみても足が4本しかないです。あれれ?
(繰り返しになりますが、窓汚れていてすみません…)
確か昆虫は6本足で、チョウや蛾は昆虫だから6本足だよなぁと思いながら、調べてみました。
すると、チョウには前足が退化して見た目4本足のものもあるとの記述をネットで発見。
「…チョウのあしの数は、基本的には6本。ただし、彼のいう通り、6本のうち2本が退化して4本あしに見えるチョウがかなりいるのです。…」
1999.8.15 Gen-yu’s Files
タテハチョウ科は「4足チョウ」とよばれているらしく、どうもその中のひとつみたいです。
ちなみに、タテハチョウ科には11の亜科があり、ナノ構造発色でおなじみの「モルフォ蝶」の属する「モルフォチョウ亜科」もタテハチョウ科のチョウとのことです。
なお、今回のチョウはWikipediaで調べてみると、テングチョウ亜科の「テングチョウ」のようです。Wikipediaによると、テングチョウは日本全土で生息するみたいだが、東京都では絶滅してしまった模様。青森県でも絶滅危惧種だそうです。
しかし西日本では広島、和歌山、大阪・箕面(みのお)でここ数年間のうちに何回か大量発生したこともあるらしく、地域によって生息数にばらつきがあるようです。
気候変動等が関係しているのでしょうか。拙宅周辺ではあまりみかけないチョウで、つかまえたりせずにそっとしておきました。。