2つの粒子で世界がわかる
講談社ブルーバックス・森 弘之[著]・2019.5.16刊行
量子論の入門書。一般の人にはとっつきにくい量子力学を、ボーズ粒子とフェルミ粒子の2つの粒子の切り口でわかりやすく解説。難解な数式や複雑な説明は極力省かれており、中高生や文系の人にもおすすめ。
2つの粒子で世界がわかる 量子力学から見た物質と力 (ブルーバックス)
最近、わたしのなかで第三次物理ブームが再来している。
最初のブームは、子供のころ。大阪・梅田の旭屋書店で偶然「ガモフ全集」に出会って、量子論や相対性理論の存在を知り、興味を持った。
「ガモフ全集(1)不思議の国のトムキンス」1950年刊行
科学者の道にすすむきっかけになった一冊。
復刻版が2016.7に白揚社より発刊されていた。
そして第二次ブームは、中学・高校時代。
科学好きが集まり、中高時代の同級生と科学雑誌を発行していた。当時、世の中もちょっとした物理ブームで、相対性理論や量子論といった物理の本が盛んに出版されており、読みまくっていた。
「おもしろい物理学」
社会思想社 現代教養文庫・ペレリマン[著]・1969年発売
「四次元の国のアリス―相対性理論への招待」
社会思想社 現代教養文庫・クレメント.V.ダレル[著]・1975年発売