電子顕微鏡の分野において日本は古くから世界最高水準の技術を有し、世界をリードし続け、ナノテクノロジーや自然科学分野の基礎研究から実用化レベルまでの幅広い研究を支えてきた。
ナノ粒子をはじめとするナノ材料の研究、実用化が世界トップ水準なのも、こうした電子顕微鏡を用い、微細構造研究などの基礎研究分野が古くから進められてきた恩恵が大きい。
大阪大学の超高圧電子顕微鏡センター(uhvem.osaka-u.ac.jp)も、世界最高加速電圧の電子顕微鏡を有する研究機関で、日本の微細構造研究をリードしてきた拠点のひとつである。
今回、超高圧電子顕微鏡センターでは、ナノテクノロジープラットフォーム・微細構造解析プラットフォーム(www.nims.go.jp/acnp/)との共催で、「材料系研究利用報告会」が2017年1月16日(月)に開催される予定。ナノ材料の応用に関する研究成果が報告される模様で、詳細はセンターのウェブサイトを参照ください。
なお、同センターでは超高圧電子顕微鏡による微細構造解析と材料科学研究」と題した地域セミナーを2016年12月21日(水)に、大阪・豊中市の千里ライフサイエンスセンター(senrilc.co.jp)にて開催予定。
【ウェブサイト】
大阪大学 超高圧電子顕微鏡センター
研究内容、業績、報告会の案内、利用案内など。
文部科学省ナノテクノロジープラットフォーム・微細構造解析プラットフォーム
組織紹介、各種イベント・利用方法の案内など